2021/09/09
夏休み明けより、Tech Learnerの一環でおこなっておりました静岡学園高等学校での特別授業が修了いたしました。
今回は20名の生徒様にご参加いただき、中学校での授業同様、受講者の約半数がプログラミングの経験者ということで、プログラミング学習が必要で普遍的なものとして定着してきていることを感じました。
Scratchなどのビジュアルプログラミングに触れたことのある生徒様が多かったのですが、今回授業で扱うのはそこからレベルアップしたテキストコーディングを使うプログラミングです。
もちろん初めてプログラミング学習に触れる生徒様もいらっしゃる中、この授業中では、「あるルール」を徹底していただきました。
それは「失敗してOK」「どんどんチャレンジしてOK」です。
プログラミングは、自分の頭の中にあるものをなんでも形にすることができます。
ただ、最初から完全なものができることは少ないので、「こうしてみたらどうだろう」「今度はあれを変えてみよう」など、思いつくことをどんどんチャレンジすることが大切です!
チャレンジした先には多くの失敗も待ち受けていますが、何がうまく行かなかった原因なのか調べることで「これが違ったんだ」と問題発見の力が養われるとともに、「間違っていたけど面白い」など失敗から新たな気づきを得られることもあります。
チャレンジを恐れず、失敗に挫けず取り組んで、自分の納得のいく作品が完成した時には今まで感じたことのない達成感を得られること間違いありません。
生徒様はこのルールを守り、分からない所は積極的に質問をしながら、楽しんで進めてくださいました。
授業で勉強した内容をそのまま作るというところからさらに発展して、自分なりのアレンジを加えられる方が多く、私たちでも思い付かないようなアイディアを作品にしてくれた生徒様もいらっしゃいます。
ある生徒様の画面には宇宙のような世界が、そしてまた別のある生徒様の画面には雲の浮かぶ世界が広がっています。
一見しただけでも違いのある個性豊かな作品を作ってくださっていますね。
ぜひこれからも授業以外でもプログラミングに触れていただき、楽しくそして素敵なアイディアを形にしていっていただければと思います。
中学生や高校生の生徒様に向けてプログラミングの授業をさせていただくことは、私たちにとって素晴らしい経験となりました。
今回の特別授業が静岡学園中学校・高等学校の生徒様にとっても人生を豊かなものとする一助となれば幸いです。